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更新日:平成29年9月4日

* 果樹 白紋羽病温水治療 デモを実施しました *

 8月29日、 県西部地区の白紋羽病の防除に苦慮している果樹園地にて、白紋羽病温水治療を実施しました。白紋羽病(『しろもんぱびょう』と読む)は、果樹類の根を腐らせて、枯らしてしまう恐ろしい病害です。

 農薬による防除法では、大量の農薬を処理することによる環境負荷への影響や根部周辺を堀り上げるという大きな労力の確保が問題となります。

 今回、環境へ与える影響が少なく、大きな労力を必要としない新たな防除法である温水治療について、県内で初めて実施しました。農研機構果樹茶業研究部門より講師を招き、生産者、農協・西部農林事務所・果樹研究センターの職員が治療法の手順や注意点を確認しながら処理を実施しました。

 病原菌が熱に弱いという性質を利用し、50℃の温水を約5時間点滴処理して地温を35℃に維持しつつ、樹体に影響を与えずに病原菌を殺菌することで治療します。また、拮抗菌の活性をあげる効果もあることから、防除効果は2年程度持続することがわかっています。

温水治療デモの様子
温水治療の様子